観る洞爺湖から体感する洞爺湖へ
みなさんこんにちは、スタッフの伊藤です。
今年は例年にないくらいの寒波で、暦の上ではもう”春”なのにまだまだ冬といった壮瞥町です。洞爺湖畔の周りでは、例年壮瞥町側の『しぶき氷』が見頃を迎えています。
洞爺湖は四季を通してとても美しい湖ですが、ほとんどの方は車からまたは展望台や高台から眺めていることでしょう。でも、その洞爺湖をただ眺めるだけじゃなく、もっともっと間近で体感してみてはいかがでしょうか。
洞爺カルデラ
みなさん洞爺湖はいつ頃からあると思いますか?また、どうやってできたか知っていますか?まずはそこから知ると、今度洞爺湖をご覧になった時、歴史を紐解くことで見方がきっと変化することでしょう・・・
なんと今から約11万年前に現在の洞爺湖のあたりで巨大な噴火が起こり、周囲には沢山の火山灰で埋め尽くされました。そのときにできた大穴い水が貯まり洞爺湖となったわけです。簡単に言うと噴火でできたデッカイ”水たまり”みたいなものですね。
ちなみに洞爺湖はアイヌ語の『to-ya』(湖・岸)から由来されているそうです。
また、洞爺湖は最大水深180mと深い為不凍湖としても知られています。なぜ深いと凍らないか・・・深い湖は貯水量が多く夏にいっぱい熱を貯めていて、寒い冬になると夏の間に貯めておいた熱を放出するからとか。
とは言いつつも浅瀬ではごくまれに!?凍ることもあるようで、昨年しぶき氷を見に行った時は薄らと湖が凍っているのを見ることができました。
何とも不思議な凍り方ですが、この時はよほど寒かったということですね。
11万年前にできた巨大な水たまりは、美しいだけではなくいろんな現象で楽しませてくれますよ。
カヌーに乗って洞爺湖を体感
洞爺湖は、カヌーやカヤックで探検することができます。実際に湖に出てみないと見られない湖の中の様子や地形、或いは生態系など面白い出会いが沢山待っています。
洞爺湖は見るものじゃない!体感するものだ!という経験をさせてくれるのが、洞爺ガイドセンターさんです。
洞爺ガイドセンターさんでは、夏は主にカヌーを中心とした体験メニューを、冬はスノーシューを履いて洞爺湖や周辺の森を探検するツアーなどを企画しています。
そして洞爺ガイドセンターさんでは、早くもGWに合わせて今月2月よりグリーンシーズンの予約が始まりました。
実際にカヌーやカヤックの乗り方は、もちろん丁寧に教えてくれるので、初めての方でもOK!またオススメのコースを案内・ガイドをしてくれるので、普段は誰も見ることのできないレアな場所に連れて行ってくれますよ。
湖面に立っている!?
洞爺ガイドセンターさんの夏のカヌーツアーで最も人気で最もレアなのが、『みずうみテラス』地元では亀岩と呼ばれる丘(岩)への上陸です。
なぜ”亀岩”と呼ばれているかというと、その名の通り亀の甲羅に似ていることからそう呼ばれているのですが、毎年7月中旬頃から8月下旬までこの『みずうみテラス』に上陸することができるのです。
実はこの亀岩、地質学を専門に研究をされている宇井教授によると、洞爺カルデラができた後に地滑りを起こし現在の場所に辿りついたそうで、元々はもっと上の方にあったそうです。また、この岩自体は人工物ではないそうで、自然が作りあげた形だそうです。
なんともまか不思議ですね。
ちなみにこの亀岩の上に立つとどんな感じかと言うとこんな感じ▼
まるで、水の上に浮かんでいるように見えませんか!?
これは絶対体験する価値ありですよ!
洞爺ガイドセンター
洞爺ガイドセンターさんでは、グリーンシーズンに向けてそれぞれ2月よりご予約を受付中です。詳しくは、気になるツアー名のバナーをポチっとしてくださいね。ご予約の詳細をごらんいただけます。▼
◆洞爺ガイドセンター◆
住所:〒049-5802 北海道虻田郡洞爺湖町洞爺町193-8
電話:0142-82-5002