ウェブマガジン『そらみ』さんと大作農園へおじゃましました
みなさんお久しぶりです
そうべつ観光協会の伊藤です
めちゃくちゃ忙しい3連休が終わり、今日はトマト狩りが人気の大作農園さんの取材をしていただけるという嬉しいお話をいただき、ウェブマガジン『そらみ』さんに同行してきました。
疲れた後のトマトハウスは超癒されましたよ~♪♪
木村大作農園はプチトマトが旬を迎えています
今月7月15日から『プチトマト狩り』がスタートした木村大作農園さん。
このブログでもご紹介しましたが、今年から更に3種類新しい品種がお目見えということで、そらみさんが取材中のかたわら私も取材させていただきました。
みなさんが良くご存知の「アイコ」、「イエローアイコ」、「トマトベリー」はもちろんご想像の通りとても美味しい代表品種ですが、このほかに「キャロルスター」、「オレンジ千果」といった品種はちょっと珍しいのではないでしょうか??
ましてや「ミドリちゃん」、「チョコちゃん」、「プチぷよ」??って。。。
誰??・・・
プチぷよって何??
みなさんはご存知ですか?
スタンダードな品種から珍しい品種まで大作農園さんではお腹いっぱい食べられます。
今日は、大作さんのご好意でちょっとずつ試食させていただきました(喜)!!
初めての味!!
まずはオレンジ千果から・・・
なんと言っても特徴的なのはこのオレンジ色!味はというといの色からしてトマトの味がするのかな・・・と思ったのですが、しっかりトマトの味が!!(当たり前ですが(笑))。皮も適度な歯ごたえがあり、なんと言っても甘い!!
トマトベリーほどの糖度ではないですが、しっかりとしたトマト味で甘みもバッチリです!!
次にチョコちゃんです!!
チョコちゃんは、その名の通りチョコレート色をしていることからチョコちゃんと呼ばれているそうです。私も初めてチョコちゃんにお目にかかりましたが、想像していたよりは濃くはなかったような・・・
でもスタンダードなものと比べるとやはりしぶ~い色ですね。
味は程よい甘さでややあっさりとした味わいでした。
※食べることに夢中になりチョコちゃんにいたっては画像取り忘れです!
すいません(苦笑)。
そしてお次はプチぷよです!!
プチぷよはネットで事前に調べたところ「果肉が透けるほど皮が薄く、マシュマロのようにぷよぷよしている」のが特徴と書かれていたので、本当かな??と思っていたのですが、いざ大作さんに「プチぷよ」です!と渡されてびっくり!!
本当に果肉がほんのり透けていて、ぷよぷよしている!!
画像ではやや分かりにくいのですが、まさにぷよぷよな手触りと歯ごたえのトマトです。
味は想像していた感じとは少し異なり、ひょっとすると一番トマトっぽい味のしない新しい食感・新しい味わいかもしれませんね。
でも、クセになる味わいで昨日プチトマト狩りを体験された方々は、このプチぷよをえらく気に入ったご様子で集中的に召し上がっていたそうですよ♪
ちなみにこのプチぷよはとても傷みやすく、少しでも指で押すなど触ったところから変色してしまうことから、店頭販売などはできないそうです。
なのでプチトマト狩りにご入園いただいた方のみ召し上がる事が出来るという大変レアな品種となっているようですよ・・・
そして最後にミドリちゃんです!
この品種もその名の通りめっちゃ緑色です。
粒の大きさもやや大きいようで、一見「んッ??食べられるの??この色・・・」という感じで驚きましたが、実は1枚目の画像が食べごろだそうです。2枚の画像と見比べてもどちらが食べごろがわからないくらいですが、よ~く見るとほんのり黄色がかった方(一枚目)が食べごろということでご馳走になりました。
大作さんいわく「まだ始めたばかりで、僕も食べごろを判断するのがなかなか難かしいんですよ~(笑)」というくらい判断のつきにくい品種のようですね(^ω^)
こちらは皮も果肉もしっかりとしていて、味もちゃんとトマト味香る美味なトマトでした。
※↑↑そらみさんの手をお借りしてま~す(笑)
大作さんは、特にプチぷよに関しては今年は失敗かも・・・ということなのですが、もの珍しさもあってか私には充分立派なプチぷよでした。
トマトの花
今年で3年目を迎えるこの木村大作農園のプチトマト狩りですが、以前お邪魔した際にトマトの花を撮影させていただきました。
もちろん今日も満開の花を撮影させていただきましたが、ちょっとした疑問が・・・
プチトマトの花は、品種に関わらず全て同じ花が咲くのをご存知ですか??
私は、品種が異なると色や形が変わるのかと思っていたので、意外な発見でした。こういうことは実際に見ないとわからないことですよね・・・
もうすぐ各地夏休みに入る頃ですね・・・
まだ、プチトマトの花を見たことがないというお子さんなどここに来ればちょっと面白い発見ができるのではないでしょうか・・・
風光明媚な大作農園
壮瞥町といば今「そうべつくだもの村」ではさくらんぼ狩りのシーズン中です。
大作農園さんのトマトハウスの裏からは赤い実が沢山ついたさくらんぼの木や、梅の木が見られますよ♪
※ちなみにこちら↑↑のさくらんぼ畑は大作農園さんのものではありません・・・
《木村大作農園オーナー木村大作さんにインタビュー》
今日は、ウェブマガジンそらみさんと一緒に木村大作さんからプチトマトのお話から大作さんが農家を経営されるまでの様々なお話を聞かせてもらうことができました。
壮瞥町に移住し、新規就農者として生計を立てていらっしゃる大作さん。
いろんなお話を伺っていて、自身が経営する農家や「農業」という分野に対する熱い思いや、農家の現実そして将来の夢など大作さんの思いが大変伝わってきました。
農業に目覚める
壮瞥高校ご出身の木村大作さん。
なぜ農家経営を志したのですか?という質問に・・・
木村大作さん:「何もやりたいことがないところでたまたま壮瞥高校の体験入学をきっかけに同高校へ進学しました。そこで農業をもっと勉強したい!という思いが強くなったことで農業の教員を目指してみては・・・と薦められ教員免許を取得。ところが、『農業』というものを実際に体験も経験もしたことのない自分が『農業』を教える立場にいてもよいのかという葛藤の末、まずは自分で農業を経営し経験をすることの方が先ではないかということでこの道を目指す事になりました。」と木村さん。
当時23歳だった木村大作さん。
現在の「木村大作農園」になるまでには、当初数々のご苦労をされたそうです。
「せっかく経営を始めたのにもうつぶれてしまうかもしれない・・・」そんな時期もあったとのこと。
縁あって現在の木村さんを育ててくださった恩師のお陰で土づくりから苗を育てるまでのノウハウを学ぶことができ、現在の木村さんがあると木村さんは言います。
こだわることへの執着心
大作さんは言います。
トマト作りによらず、作物の生育にはなんと言っても【土】が命だと・・・
木村さんも自身がこれまで理想とするトマトを作る為に粗工作後を重ねてきたそうです。
時には失敗したことも多々あったとか・・・
でも、諦めずとことん美味しい作物を作る為の土づくりに拘った結果、現在の木村大作農園があるわけです。
そんな大作さんのこだわりはまだまだあります。
現在出来上がっているプチトマトは、まだまだ自身が目指すトマトではないと語る木村さん。
目指すところは「トマトの味がするトマト」!!だそうで、現在はまだ満足するに至っていないという謙虚な一面を垣間見せてくれました。
トマトには味の成分でもあるグルタミン酸が多く含まれおり、この成分が濃くなればなるほど木村さんが理想とするトマトの味が濃くなるそうです。このグルタミン酸が豊富に含まれていて、甘みも酸味も程よく感じられるのが自身が目指す理想のトマトだそうです。
私が感じるに、ご年配の方が新鮮なトマトを頬張った時に「昔のトマトの味がする!!」という表現をされる方がいらっしゃいます。
まさにこれこそが、大作さんんが目指している本当のトマトなのではないかと、お話を聞いていて感じました・・・
夢は膨らむ
そんな木村大作さんですが、今後の夢について聞かれると・・・
木村大作さん:「壮瞥町全体の農家さんを見た時に、だんだん後継者がいなくなってきているのが現状です。10年先・20年先を見たときにどれくらいの農家さんがあるのかとても心配。今後は自分が経営する農家ももちろん大きくする為には潤わなければいけないが、自分だけではなく壮瞥町の農家さん全体と一緒にメジャーになれるように尽力したい」と語る。
大作農園には毎年地元の高校生はもちろんですが、遠くはベトナムからも農作業体験を目的とした学生さんたちが数多く訪れ、受入をしているそうで、
「将来は、若くして農業経営を志してくれる人たちを育てたい」という大きな夢もあるそうです。
まだ32歳ととてもお若い木村さんですが、ずっと先の夢の一つに「今は、まだ現在の農園の経営という部分においてもまだまだ努力しなければならない段階なので、作物に対して理想と現実のギャップはあるが、将来経営が一段落ついたころには、今とは別なところにも畑を構えて、もっとっもっと理想とする野菜を作ってみたい」と笑顔をにじませる木村さん。
まだまだ自身の夢は豊富で「お酒でも飲みながら一晩中かけないと僕の夢は語りきれないですよ~」というだけあって夢を語る姿はとても熱く、純粋そのものな印象を受けました。
今回、そらみさんの取材に同行させていただいたおかげで普段は聞く事のできない農家さんの悩みや夢などを聞く事ができてとても充実した時間を過ごさせていただきました。
木村大作さんお忙しいところ本当にありがとうございました・・・
☆ 木村大作農園さんよりプチ情報!! ☆
木村大作農園さんの農産物は、道の駅そうべつ情報館i内の「農産直売所サムズ」さんでお買い求めいただけるのですが、近日中になんと大人気のプチトマトバイキングが登場する”らしい”です!!
なぜ”らしい”かというと、まだバイキング用のトングが入荷してないからだとか(笑)。
でも農産物直売所サムズさんではバイキングは大作農園さんが初なので、とても楽しみです。
大作農園さんで栽培されているプチトマトを一種類だけじゃなくいろんな種類を混ぜて買えるなんてこんな嬉しいことはありませんよ~♪♪
こちらの情報は、また後日改めてご紹介させていただきますね。。。
ウェブマガジン「そらみ」さん
今日取材にお越しいただいた「北海道西いぶりウェブマガジンそらみ」さんは、壮瞥町も含めた西いぶりの様々な旬な情報が満載のウェブマガジンです。
西いぶりの観光・暮らし・イベント・食など、今流行っている事柄や話題が満載です。
今回お邪魔した壮瞥町「木村大作農園」さんの話題ももちろんご覧いただけます。
まだ、掲載時期は未定ですが、こちらも決まり次第FBやこのブログ等で告知させていただきますので、お楽しみに・・・
ちなみにそらみさんのご担当者でもある千村さん。
小さくてとても可愛らしい、チャーミングな女性でなんとこの方も壮瞥町にお住まいと聞いてビックリ!!
これも何かのご縁と嬉しくなりつつ、今日はお別れいたしました・・・
↓↓大作さんと千村さん
北海道西いぶり周辺地域のウェブマガジンそらみ
ぜひご覧くださいね♪
今日ご紹介した木村大作農園さんのプチトマト狩り情報は、こちらをご覧ください。
https://sobetsu-kanko.com/shun/160701_sobetsu_putitomato
今日はインタビューなども交えてお送りいたしましたが、いかがでしたか??
今後もこうした町民の声などもお伝えできればと考えています。
では、またのブログをぜひお楽しみに。。。