旬のそうべつ

~壮瞥町~瀧不動尊例大祭9月27日・28日開催!!

こんにちは!
そうべつ観光協会の伊藤です(*^o^*)

ここ壮瞥町は、人口3千人にも満たない小さな小さな街ですが、大自然に恵まれたとても豊かな街で、その大自然を象徴するものの一つに”壮瞥滝”があります。

今日は、この壮瞥滝の近くにあるお不動さんのお祭り『瀧不動尊例大祭』の話題をお一つ・・・

瀧不動尊をちょこっとご紹介

通称:瀧不動尊、本名は〔智剣山 不動協会〕。壮瞥滝の近くにあることから地元の方々から”瀧”不動尊と呼ばれ親しまれてきました。
歴史は古く、創立は明治30年9月。その4年前の明治26年8月に当時本町星野(現在は滝之町)に移住してきた星野新吉さんがこの瀧不動尊を開基されたそうです。
ちなみにここ壮瞥町は大変面白い街で、入植された方の名字が町名だったり、滝の上にある町は「滝の上」、お宮の前にある町は「宮前」などと今でも昔の呼び名で呼ばれています。で、この星野新吉さんが移住した地域はというと・・・

そうです!
星野というわけです。

で、この智剣山不動教会は”教会”というネーミングですが、実はご本尊は不動明王でめっちゃ「和」なわけです。どうやら開基した星野新吉さんが元々成田山新勝寺(成田本山)の不動明王信者だったとか・・・

そしてこの通称:瀧不動尊のお祭りの始まりは、創立された明治30年9月に星野新吉さんの私費で記念すべき第1回例大祭が執り行われたのが始まりだそうです。

お不動さん

厳かながらお楽しみの2日間!

9月27・28日の2日間で執り行われる瀧不動尊例大祭ですが、楽しいアトラクション?(笑)や壮大??な催しが執り行われます。

まつりの1日目は教会内でカラオケ大会とはなんとも神様のお祭りのわりにはラフなスタイルで、参加される皆さんはこの時とばかりに自慢ののどを披露するわけです。人々がわいわい楽しく過ごしている姿は神様にとってもきっと嬉しいことでしょう・・・

滝不動尊①滝不動尊②

 

普段は静かな教会内もこの日ばかりはこの賑わいようです♬♬

メインはまつり2日目!!

この瀧不動尊例大祭のメインはなんと言っても神輿の『川渡り』!

9月下旬の冷たい壮瞥川に入り、熱き男たちが川底や岩場の難所を越えながら、家内安全・商売繁盛を願い不動尊前まで練り歩く本祭りのメインです。

ここで余談ですが、実は私、このまつりを”男ふんどし祭り”と称し、皆さんてっきり「赤ふん」を履いて川を渡ると長年思い込んでいて、実は画像の通り↓↓赤ふんどころかとても普通の出で立ちだったことにびっくり(゜д゜)!

滝不動損④壮瞥川①

 

全国津々浦々たくさんの祭りがありますが、壮瞥町のような小さな街にもこのような行事が行われ、川を神輿が練り歩くというのはなかなか普段は見られないと思うので、ぜひ一度はご覧いただきたいと思います(*^o^*)

そしてまつり2日目のもう一つのメインは、めでたい時には欠かせない?餅まき大会が開催。
この餅まき大会の為だけに参加される方も少ないないようですよ!

とにかく楽しい2日間!!ぜひみなさんお集まりくださ~い♬

餅巻②

◎瀧不動尊例大祭スケジュール

住所:有珠郡壮瞥町字滝之町423ー3

27日(1日目)18時~ カラオケ大会、ビンゴ大会
28日(2日目)8:30~御神輿の町内巡り
11:00~御神輿の「川渡り」
13:30~不動尊教会にて、餅まき大会

ぜひみなさま遊びに来てくださ~い♬

無題

こちら壮瞥町は、毎年5月に約300本の豊後梅が咲き乱れる小高い丘『壮瞥公園』という今では知らない人はいないくらいの名所中の名所があります。この公園の梅は昭和36年に現在のそうべつ観光協会になる壮瞥町保勝会というところが植えたもので、かれこれ50年以上建つ古い梅の木です。

しかし、この瀧不動尊の裏手にはもっともっとご長寿でまだ現役で梅の花を見せてくれる大変貴重な梅の木が存在します。以前FBでもご紹介したことがありますが、このブログでもう一度ご紹介させていただきたいと思います。

瀧不動尊の梅の木はなんと画像にもありますように、1880年に植栽というから驚き(゜д゜)!!
単純に計算して136年という月日が流れているわけです。

お不動産ウメ

多分町民以外・・・いや、今となってはほぼ誰の目にもとまることのない存在になってしまっているかも知れませんが、こうして立派な佇まいで少なくとも136年は生きているのだと思うと、私は300本の豪華な梅林より何倍も美しく感じてしまいます。

また梅の時期が来たらぜひこちらの梅もちらっとご覧いただければ嬉しいです(*^o^*)

ではまたのブログをお楽しみに・・・

 

 

 

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