旬のそうべつ

真冬の夜に灯りを灯そう「シーニックナイト2019」

みなさんこんにちは!スタッフの伊藤です。

本格的な冬に突入し、毎日寒い日が続いていますが、風邪などひいていませんか?
冬はどうしても家の中にこもりがちな上に、気分も落ち込みがちになりますね。今日は、そんな冬でも元気を出してもらえるようなイベントをご紹介いたします。

■ 灯りが繋ぐ雪のみち

 

シーニックバイウェイ北海道では、毎年冬のこの時期から全道のシーニックバイウェイルートにしてされている地域では、それぞれに工夫を凝らした冬のあかりイベントが開催されています。

壮瞥町は、シーニックバイウェイ支笏洞爺ニセコルート洞爺湖エリアとして毎年1月下旬から2月初旬のどこかで、道の駅そうべつ情報館iでは『シーニックナイト』というイベント行っています。

ちなみにシーニックバイウェイとは何かというと、景観・シーン(Scene)の形容詞”Scenic”と、わき道や寄り道を意味するBywayを組み合わせた言葉。

道路景観を向上させようという取り組みで、平成17年度より全国に先駆けて「シーニックバイウェイ北海道」としてスタートしました。そして北海道の中でも各地にエリア分けされていて私たち壮瞥町は「支笏洞爺ニセコルート洞爺湖エリア」というエリアになります。

このシーニックバイウェイのルートになっているエリアでは、冒頭でもお伝えしたように毎年冬のイベントを開催しているわけですが、このイベントのコンセプトは『灯りが繋ぐ雪のみち』。

ということで、このコンセプトの通り、イベントの中では必ずキャンドルを灯します。壮瞥町が開催するイベントでは、毎年イベントのクライマックスとして午後4時から雪洞を作り始め、午後4時30分から館内でお楽しみのお客様も一緒にキャンドルを灯します。

真冬の澄んだ夜空に映えるかのように雪洞から漏れるキャンドルの明かりがとても幻想的で美しい光景ですよ。

 

■大人も子供もみんなで楽しもう

年明け1月26日(土)午後3時から『シーニックナイト2019』が開催されます。
このイベントでは、大人も子供も一緒になって楽しめるように、体験型の内容になっています。中でも一番人気は、今年で4年目を迎える餅つき大会です。

今はスーパーに行くとお手軽な餅が販売されているので、わざわざ餅をついて食べるというご家庭も少なくなったことでしょう。現代の子供たちの中で”臼”と”きね”を知っている子供がどれくらいいるのかなと。

そこで4年前に思いついたのが、この餅つき大会。実際に道の駅館内に臼ときねを持ち込んで、子供たち1人1人に実際に餅つき体験をしてもらおうということになりました。これがなんと思いの外人気があり、以来この餅つき大会を楽しみにわざわざ足を運んでくれる人たちも。

私が幼い頃は、お正月になると幼稚園で毎年餅つき大会をして、その後お雑煮にしてみんなと一緒に食べたのを今でも覚えています。

これから時代が進むにつれて餅つきという日本の風習がなくなるかもしれません。でもいつかこのイベントに参加した子供たちが大きくなった時、「壮瞥の道の駅のお祭りで餅つきをしたな」と思い出してくれることを祈りつつ、毎年このイベントを開催しています。

子供たちがついてくれた餅は、その場で私たちがきなこ餅と雑煮にして無料提供しています。つきたての餅はやっぱり美味しようで、実際に参加した子供たちは何回もおかわりをしに来てくれるので、大変嬉しいことです。

 

■みんなで作ろうクラフト体験

このイベントのもう1つのお楽しみは『手作りキャンドルホルダークラフト体験』そして今年新たに取り入れた『手作りキャンドル体験』です。

手作りキャンドルホルダークラフト体験も、今年で4年目。要らなくなった廃瓶を利用して事前にペイントしておき、イベント当日は、これまた使えなくなったボールペンの芯で好きな模様を削るだけの簡単なものです。

 

きちんとした柄ではなくても、小さなお子様がただぐちゃぐちゃに削った柄でもキャンドルを灯すととても温かい灯りが漏れてキレイになるので、自由自在に楽しんでもらえます。

 

そしてもう一つ!今年は更にキャンドル自体に装飾をして楽しんでもらおうと思い、キャンドルのカラーシートを好きな大きさや形にちぎって貼り付けるだけのこれまた簡単なクラフト体験が登場です。

土台になるキャンドルに貼り付けるだけなので、色とりどりのオリジナルキャンドルが作れます。自分用に、プレゼント用になど、あなただけの世界に1つしかない素敵なオリジナルキャンドルを作ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに実際に私たちスタッフが、シートキャンドルを使ってオリジナルキャンドルを作ってみました。このシートは、好きな大きさにちぎってもよし、カッターで切ってもよし。後は手でこねこねして好きな形にしたのを土台になるキャンドルの表面にペタッとくっつけるだけに本当に簡単。しかもめちゃくちゃ楽しい作業です。

ハマっちゃう人もいるかもしれませんよ。

当日は、キャンドルホルダークラフト体験・オリジナルキャンドル体験ご希望の方は、参加料として100円でキャンドルを1つご購入いただきます。

また、イベントへのご参加ではなくてもキャンドルは100円で販売いたしますので、キャンドルだけ欲しい方もどうぞお気軽にお越しくださいね。

ちなみにシートキャンドルは、様々な方法でいろんな作品が作れるお手軽で楽しい素材です。どんな物が作れるかYouTubeを探してみたのでぜひ見てみてくださいね。

 

■冬の夜空にキャンドルの明かりを灯しましょう

毎年このイベントの最後は、外で雪のランタンを作りみんなでキャンドルを灯します。キャンドルが風で消えないようにかまくら型のランタンを作り、その中にキャンドルを入れて灯します。白い雪のランタンから漏れる灯りは、とても柔らかく、寒い冬の夜ですが温かい気持ちになれますよ。

このイベントでは、各地様々なものがあるようで、町によっては氷のランタンでアイスキャンドルで楽しんでいる町もあるようですね。

また、このシーニックナイトでは、毎年町民の方々を含め多くの方々の協力を得て開催されているのですが、中でも北海道開発局室蘭開発建設部のみなさんは、毎年”雪まつり”を思わせるような見事な雪像ランタンを作ってくれます。

ちなみに一昨年はゴジラ、そして昨年はパンダのシャンシャン!?を肖ってパンダの雪像と毎年寒い中ユニークな作品を作って行ってくれますが、今年はさて何を作ってくれるかこちらも楽しみですよ。

 

□■□シーニックナイト2019□■□

 

開催日:平成31年1月26日(土)
時間:15:00~17:30
会場:壮瞥町『道の駅そうべつ情報館i(アイ)』
入場:無料(各クラフト体験ご参加の方は、参加料100円)
住所:〒052-0101有珠郡壮瞥町字滝之町384-1
お問合せ:NPO法人そうべつ観光協会(電話:0142-66-2750)

 

今年も沢山のご参加心よりお待ちしております。


〇シーニックナイト関連情報

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