旬のそうべつ

【胆振総合振興局主催FAMツアーご参加ありがとうございました】

こんにちは!スタッフの鈴木です。

 

9月30日、胆振総合振興局が主催するFAMツアーの現地視察に随行しました。

この度いらっしゃったのは、台湾の旅行会社、メディアの方々で、北海道西胆振の観光素材を実際に体験して頂き、旅行商品の造成・紹介・誘致につなげて頂くために行われました。

 

famツアー(FAMツアー)とは “Familiarization Tour” の略で、旅行会社・メディア・インフルエンサーなどを招待し、現地を実際に体験してもらう視察・招請ツアーのことです。

 

今回お招きしたのは、

 

○台湾・香港最大級の訪日メディア 「ラーチーゴー!日本」さん

○台湾発・アジア最大級の現地オプショナルツアー予約サイト「KKday(ケーケーディ)」さん

○台湾発・アジア最大級のバケーションレンタル・宿泊予約サイト「AsiaYo(アジアヨー)」さん

 

 

今回のスポットは、洞爺湖有珠山ジオパークの代表的なコア施設「有珠山ロープウェイ」!

 

2020年にゴンドラのリニューアル、2022年に有珠山頂の洞爺湖展望台の一部を有珠山テラス(Mt.USUテラス)としてリニューアルし、連日多くのお客様が訪れています。Café Mt.USUも出店しているので、ドリンクを飲んだり、くつろぎながら火山と大自然の息吹を感じることもできます。

 

 

 

 

今回ガイドをして下さるのは、有珠山ロープウェイ、洞爺湖有珠火山マイスターの飯田さん!

 

 

洞爺湖有珠山ジオパークの「火山マイスター」とは、地域の自然や火山の特性を学び、正しい知識や噴火の記憶を次世代に伝える「学びと伝えの実践者」です。

 

飯田さんの解説は、絵や写真を交えてわかりやすく、終始楽しく、また大変勉強になる解説で大盛り上がりでした!

 

早速、その様子をご紹介します。

 

 

まずは、ロープウェイに乗車。360°広がるパノラマを眺めながら有珠山頂駅へ。

 

 

有珠山頂の「洞爺湖展望台」では、昭和新山の誕生にまつわる解説や、有珠山噴火による地殻変動で山体がずれた話などの貴重な話を解説していただきました。

 

ところで。昭和新山が赤色なのはなぜでしょう?

飯田さんによると有珠山噴火によって噴出した溶岩は、本来は青白い色をしているのですが、まわりの土壌が溶岩で焼かれ(なんと!およそ900℃!)レンガのように赤くなったそうです!

 

 

山が動いた!?

本来、この「洞爺湖展望台」からは、洞爺湖の全景が見られていたそうですが、1977年の有珠山噴火によって有珠新山が誕生し、大有珠が北東(洞爺湖側)へ約200mせり出されて、現在の地形になったそうです!

 

 

その後、「火口原展望台」へ向かう途中、果実を付けた変わった木を発見。この木、ナナカマドのように見えますが、実は「りんご」と同じ種ということで、名前は「エゾノコリンゴ」。名前も珍しいですが、名前を聞くまでりんごと同種とは思えませんね!(飯田さんの解説より)

 

 

美味しそう…。でも食べるのは推奨しないとの事です。

 

そして、「火口原展望台」。ここでは、1977年噴火によって沼が火口となった「銀沼火口」や噴火湾を望むことができ、噴火による山体崩壊で出来た海岸地形による豊かな海産物や、噴出物(火山灰や軽石など)が混ざった土壌により、水はけが良く果樹の栽培に適している話など、火山は怖いものというだけではなく、「火山の恵」をもたらしてくれるという話が聞けて、参加者の皆さんは驚いている様子でした。

 

 

 

 

 

続いては再び「洞爺湖展望台」へ。展望デッキで休憩をはさみ、ジオスムージー(ブルーベリー)がとてもおいしいと大評判でした。(これも火山の恵ですね!)

 

 

昭和新山は個人の所有物!?

もともとは麦畑だったところが、1944年6月東山麓で噴火が始まり、粘着性の高いマグマが地表に現れて固まり溶岩ドームとなったのが昭和新山ですが、これが個人の所有物だと言うことはあまり知られていません。

当時の郵便局長の三松さんが私財をなげうってこの土地を買い、昭和新山が形成される過程を定点観測してスケッチされたものが後に「ミマツダイヤグラム」として、非常に貴重な記録として世界に知られることになったというエピソードが解説され非常に驚かれていました。

 

 

今回のFAMツアーでは、招聘された皆さんへご挨拶とお出迎えに参加しましたが、この地域の貴重な観光資源を専門的な解説で深く知ることが出来た貴重な機会でした。

貴重な解説をしてくれた飯田さん。

FAMツアーにご参加された皆様大変ありがとうございました!

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