lake river-湖と川

地球の息吹をたたえる洞爺湖。
そして、湖を水源とする滝や川の悠々たる流れ。
清冽で豊かな大自然がくれる感動があります。

洞爺湖

噴火で誕生した巨大カルデラ湖。
11万年もの時の流れをたたえる自然美。

洞爺湖は、支笏洞爺国立公園の中心となる湖で、面積は約7,000ha。
今から11万年余り前の噴火による火砕流の噴出源が陥没して「洞爺カルデラ」ができ、
そこに雨水などがたまって洞爺湖が誕生しました。
支笏湖、摩周湖に次いで北海道では3番目、全国でも6番目の水深をもち、支笏湖同様、
北海道の厳しい寒さの中でも湖面が凍ることのない「不凍湖」として知られています。
また、洞爺湖の透明度は年平均14mほど。
中島付近では、湖底の流木がはっきりと見られるほどの透明度を誇ります。

洞爺湖の絶景を満喫できる主なスポット

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洞爺湖

力岩観察広場(旧滝之上キャンプ場)

洞爺湖畔にあった滝之上キャンプ場の跡地は、2015(平成27年)から「力岩(ちからいわ)観察広場」として開放されています。ここでは5m四方ほどの大きな岩が、岸辺から数メートル沖合いの湖面下に幅100mにわたって観察することができます。洞爺湖唯一の流水口である壮瞥滝を支え、滝之町地区が浸水しないように堰き止めていた〈守り神〉のような存在だったことから、「力岩」と呼ばれているのです。

力岩観察広場

壮瞥滝

洞爺湖唯一の自然流出口。
豪快で美しいパワースポットへ。

壮瞥町市街地のほど近くにある、洞爺湖唯一の流出口。
轟音を発しながら湖水が流れ落ちる
落差18mのダイナミックな滝は、
荒々しくも、眺めていると不思議と癒される
パワースポットとして人気があります。
周辺は遊歩道が整備されており、
マイナスイオンいっぱいの爽快な散策が楽しめます。

冬季は洞爺湖の水位が低くなるため、
放流時期は湖の水位が上昇する4/20〜11/20頃です。

美しい川
ダイナミックな滝

壮瞥川

澄んだ清流、豊かな生態系。
町民が守り続ける、ふるさとの川。

壮瞥滝から続く壮瞥川にはヤマメやエビなどが生息し、生態系を壊すことなく存在し続ける美しい川として知られています。その透明度は町民が大切に守り続けてきた証。
10月上旬にはサクラマスの遡上を見かけることもできます。

また、「瀧不動尊例大祭」の神輿渡御では、壮瞥川の川渡りが見もの。
担ぎ手が川底や岩場の難所を越えながら不動尊前まで練り歩き、
家内安全・商売繁盛を願います。

美しい川

新山沼

昭和新山の形成によって壮瞥川が堰き止められ、
新山沼(しんざんぬま)が誕生しました。
季節によって渡り鳥や鴨の姿が見られ、秋の紅葉も見事。
新山沼展望台では、約2万年前に噴火したといわれるドンコロ山の噴出物をはじめ、その後の噴火の様子が地層となって見てとれる自然の資料が保存されています。

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新山沼

長流川(おさるがわ)

渓谷地帯の蟠渓(ばんけい)温泉街から、
町の中心部・久保内エリアまでのドライブなどにおすすめ。
新緑から紅葉、雪景色まで
長流川の四季折々の渓谷美を堪能できます。

長流川
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