頑張れ北海道!壮瞥町も応援してます!
こんにちは!
スタッフの伊藤です!
9月6日3時7分突然の大地震にみまわれ
まさか厚真町・むかわ町・安平町方面では
大変な大惨事になるとは夢にも思わない、
本当に悲惨な災害となってしまいました。
私達の居る壮瞥町付近は、噴火時以来の
大地震ではなかったと思いますが、幸い停電
以外の大きな被害はなく概ね日常に戻りつつ
あります。
手を繋いで助け合おう
今回の地震で、壮瞥町にある『そうべつくだもの村』
では、大被害となった地域の皆様にわずかばかり
でも何か力になりたいと、各果樹園さんたちが
自分達の畑で栽培したものを一同に持ち寄り被災地へ
お届けすることとなりました。
壮瞥町は皆さんもご存じかと思いますが、有珠山
という火山を抱える街で、噴火が起きた際、皆様
には大変お世話になった経緯があります。
過去の噴火で助けてくださった皆様の心に少しでも
寄り添えたらという思いでいっぱいです。
秋の実りを被災地へ
被災地では、現在日々色んな物を必要としている
と思いますが、くだものをはじめとする農産物が
産地である壮瞥町からは、皆様のお力になれるのは
やはり農産物しかないということで、それぞれ
秋の実りを持ち寄りました。
うるち米270kgをはじめ、りんご、ぶどう、梨
かぼちゃなどを提供です。
ちなみに私達そうべつ観光協会からは、毎年
壮瞥公園の梅を梅干しに加工して、5月に行われる
洞爺湖マラソンで無料提供していますが、今回
この梅干しを15Kgほどと懐中電灯で協力させて
いただきました。
わずかばかりではありますが、この支援物資は
9月14日に被災地へ向けて、壮瞥町商工会の部長
で胆振商工会青年部の会長でもある中山茂樹さんが
私達の思いを乗せて被災地へ出発しました。
私達の行動が被災者の方々にとってどれだけの
足しになるかは全くわかりません。
しかし、たとえ小さなことでも一人一人が立ち
上がればきっと大きな力になることを信じています。
被災者の皆様へ
この度は、思いも寄らぬ大災害に見舞われ、心より
お見舞い申し上げます。
9月6日のまだ目も覚めぬ朝方3時。
まさかこれからやって来る朝がこんなに悲惨な朝を
迎えるとは誰が想像したでしょう。
前日の夜、明日は大切な人に会えることを楽しみに
お気に入りの洋服を選んで眠った人。
家族で旅行へ行こうと楽しみして眠った人。
明日の朝ご飯は何かな~と楽しみにして眠った人。
皆、様々な日常そしてそれぞれの明日を迎える
はずだったことでしょう。
でも、地震の起こった朝方3時の出来事で、家も
大切な方の命も全部、全部失われてしまいました。
この絶望と悲しみは、いくら私達が支援物資を
届けても、いくら言葉じりでお見舞いを綴っても
決して癒やされるものではないと痛感しています。
でも、それでも言わせて欲しいのです。
皆さんは決して一人ではないということを・・・
そして楽しく明日を迎えるはずだった今は亡き
方々の無念な思いを精一杯生き続けることで
報いてあげて欲しいのです。
街はいつか必ず復興することでしょう。
でも、悲しみは9月6日のまま時間が止まり続ける
かもしれません。
でもそれでも生きて欲しいのです。
私は、個人的に北海道出身のシンガーソングライター
中島みゆきさんの『糸』という唄が大好きです。
今、被災地のみなさんと一緒に誰かは縦の糸となり
誰かは横の糸となり、1つの大きな力となるよう
頑張っています。
私達はみなさんの明日を見守り続けています。
壮瞥町も頑張っています
今回の大地震をうけて、こちら壮瞥町も
一時は長引く停電、そして物資の不足など
多少の被害は受けましたが、やっと通常通り
となりました。
ただ、街全体としてはお陰様で大きな被害も
なく、観光スポットはいつも通りとなって
います。
こんな時だからこそ、みなさんを元気づけようと
壮瞥町も頑張っていますので、ぜひ遊びに来て
くださいね。
心よりお待ちしております・・・